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表4.4(5)魚雷艇5

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ディープV系の艇は、低速時には転舵による傾斜は大きくはないが、高速時に転舵した時ほどほぼ船尾傾斜角まで傾斜し、高遠直進時でも船尾船底傾斜に相当する角度まで傾斜することがある。船尾がフラットな艇でも5°程度の傾斜は常時起こり得る。これらを考慮して傾斜角の補正式を設けた。
以上の最大衝撃水圧は、艇の前部船底に発生するものであるが、速力が大なるほど、その範囲は後方に拡がる。
実艇計測は最大水圧値を求めることを主体として計画・実行されているので、最大水圧の後端をおさえるためのデータは少ない。得られた計測値から推定して、次式で算定される船首からl(m)の範囲に最大値が発生し得るものと考えられる。

 

 

 

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